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2014年10月9日木曜日

♪シリア難民キャンプ手芸♪

このところ毎日ニュースで流れるシリアの様子。
トルコ滞在中も連日話題でしたが日本に帰国してからの方が
なんだか緊迫した様子に感じています。

トルコ留学の間、シリアを最も身近に感じたのは半年前。

トルコとシリア国境の町に暮らす知り合いから遊びに来ない?と誘われた時のこと。
もちろん手芸関係の知人。
トルコ側にあるシリア人難民キャンプで手芸を教える仕事をしていて、
作品展が開かれるからと、私を招待してくれたのでした。

トルコとシリア国境付近の町には数万人規模の
難民キャンプがいくつも設営されているのだそうです。
シリアからトルコへ逃れてきた難民の総数は150万人。

手芸と難民キャンプの組み合わせ。
これから先のことを考えるのが難しい状況下で、
それも将来どころか今まさに国境を超え砲弾が誤って飛んでくるかもしれない
そんな不安なテント暮らしで針と糸を持って手芸することをつい想像してしまいました。

さっそく知人が暮らす町の位置を地図で探してみたところ、
まさに国境を挟んでトルコの町とシリアの町が隣接している場所。

それまで国境近くの町だなぁという意識はなんとなくあったものの、
改めて地図で見てはじめて町の中心を半分に分けるように
国境があることがわかり、シリアはお隣の国なんだから当然といえば
当然のことなのに、改めて近いと実感したのでした。
道を挟んですぐ隣が外国ってこういうことなんだ。
同時に、自分が島国感覚だったんなんだなと普段意識してなかったことも再確認。


行こうかどうしようか。

場所と時期が時期なだけに色々な人の意見を伺って何日も考え迷いました。
最終的には行こうと決意してそのようにお返事しました。

不安要素はたくさんあるけれど、なんといっても知人がいること、そして手芸。
トルコ側がこんな素敵な支援をしてたことにも興味を惹かれて。


ところが。


予定の数日前。

急遽、上からの命令で作品展が中止になった。
と、再び知人からメール。

もう何が何やら。
行くつもりで飛行機も予約したのに、私も予定をキャンセルです。
特段、情勢が変わった様子でもなかったので理由がわからずがっかり。
こういうのはトルコですからね。思いを巡らせても仕方ない事です。

残念ながら結果的に国境の町訪問は実現に至りませんでした。


それでもとても興味があったので
知人に頼んで難民キャンプ手芸クラスの写真を送って頂きました。



全てシリアの女性たちがトルコにある難民キャンプで作った手芸作品です。

あれ?!かわいい!!
命からがら逃れてきたテントの教室で生まれたなんて言われなかったらまず、わからない。
どんな思いが込められているのかしら。



このかわいい作品たちに相応しい日常が一日も早く訪れますように。

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